2014年9月21日日曜日

DRN.004 ガッツマンの行動パターンを考える。

まえがき

連載第2回は DRN.004 ガッツマンを題材にする。便宜上、自機が特殊武器スーパーアームで持ち上げられるブロックをガッツブロック (P) 、ガッツマンが投げるブロックをガッツブロック (E) とする。

ガッツマン本体の行動パターン

  • 一定確率で
    1. 前方にジャンプ
    2. 着地時に地震が発生し、地上にいる自機を転ばす。
    3. 揺れが収まるまで待機。
  • 一定確率で
    1. 後方にジャンプ
    2. 着地時に地震が発生し、地上にいる自機を転ばす
    3. 揺れが収まるまで待機。
  • 一定確率で
    1. 垂直にジャンプ
    2. 着地時に地震が発生し、地上にいる自機を転ばす
    3. 揺れが収まるまで待機。この間にガッツマンの頭上の天井からが降ってきたガッツブロック (E) を受け止める
    4. 自機を狙ってガッツブロック (E) を投げる
  • 被弾したとき
    1. 一定時間無敵になる

行動パターンの切り替えは確率だけなので単純。一連の行動が終わったらフラグを立てて、フラグが立っていたら乱数を生成してその値に応じて状態遷移。カットマンの場合、ジャンプの頂点でローリングカッターをねじ込む必要があったが、ガッツマンでは着地時に地震等をねじ込む必要がある。その他、被弾したときも一定時間無敵になるのは同じだが、行動パターンには影響がないので、前3つのパターンとは別レイヤーになっているとでもいうべきか。カメラを揺らしたり、自機を転ばしたりと、本体とその武器以外に直接影響を与えるのも特徴だ。

ガッツブロック (E) の行動パターン

  • ガッツマンが垂直にジャンプしたとき
    1. ガッツマンの頭上の天井から落下
  • ガッツマンに投げられたとき
    1. 自機に向かって直進
  • 地面に当たったとき
    1. 4つの破片に分かれ、破片のうちの2つは水平方向に直進し、残り2つは斜め上45°の方向に直進する

攻略法

ガッツマンステージではシャッター際に高台とガッツブロック (P) があるのでこの上で戦うとよい。地震はガッツマンが着地した瞬間からしばらくの間続くので、この間ジャンプで空中にいれば巻き込まれない。もちろん地震に巻き込まれないようにジャンプできるならそのほうがよいが、下手にジャンプすると地震で転ぶのが遅れ、転び状態から復帰するのも遅れてガッツブロック (E) や体当たりでダメージを受けてしまうので、ガッツマンとの距離があるときは敢えてジャンプしないで最速で転び復帰するのも手だ。ガッツブロックはガッツマンの頭の高さから自機の足下に向かって飛ぶ。高台やガッツブロック (P) の上にいると画面中央側のガッツブロック (P) の際で分裂することが多いのでシャッター際よりはある程度画面中央に寄ったほうがよい。ガッツマンに距離を詰められるかどうかは運なのだが、一応ガッツマンのジャンプをくぐることはできる。

ワイリーステージ4には高台等がないので前述の戦法は使えない。まずは天井の低いカプセルの外に出て高くジャンプできるようにする。地震は上と同様に対応する。ガッツブロック (E) が地面に当たって分裂するポイントでジャンプするとかわしやすいわけだが、ガッツブロック (E) は自機の足下狙いなのでふつうにタイミングジャンプすればいいことが多い。部屋が狭くなっている分、プレイヤーの運が試される (ぉ

あとがき

ガッツマンのように単純なパターンでパターン変更も完全に確率で制御にだとものすごく大味な気がするな。ジャンプは頂点と着地時にフックポイントを仕込んでおけばカットマンとガッツマンで共通化できそうだ。

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